ソニーおじいさん②
ある野原に木が一本ありました。名前は、ソニーおじいさん。
ある日、ソニーおじいさんはつぶやきました。
「わしも今に切られるのかのぉ・・・」
それに反応した雑草。
「何言ってるんですか。私の仲間なんて、きれいな花の近くに咲いただけで
すぐ抜かれるんですよ。あなたは何年も生きてて、ずるいですよ。」
「そうかぁ。」
とそこへチョウがひらひらと飛んできました。
「おはよう、ソニーさん。」
チョウは、そう言うときれいな花の所へ飛んでいきました。
「いいですね、ソニーさんは。いろんな虫にもあいさつされ、
おまけに名前までついてる。・・・・そう言えば、ソニーさんの
名前って誰がつけたんですか。」
雑草が尋ねました。
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