小説「森のおじいさん⑧」

志保ちゃん

2006年04月23日 17:54


 「バカッ!!」

 私はどなった。

 雰囲気は一気に暗くなった。

 でも、そんなことを考えず私は泣いた。

 うれしさとさびしさと・・・・いろんな意味で泣けた。

 「どうしたの?何かあったの?」

 お母さんは自分のことだとも分からずに困っていた。

 私は、だまって自分の部屋にもどった。

 そして、泣きつかれてベッドの上でそのまま寝てしまった。
 
 (続く)

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