森のおじいさん

志保ちゃん

2006年04月16日 17:59

 
 女の子が書いた小説です。タイトルは、『森のおじいさん』

 「おじいさん、はいお花」
 
 私は、まだたったの6才だった。
 
 なのに店のお手伝いをして、ごはん作りだって
 簡単になってきた。

 「実、あの青いシャツの女の人にこれ渡してきて。」

 「うん。」

 お母さんに言われては動き、お客さんに言われては花を渡すという繰り返しだった。

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