
「ねぇ、あの人前からよく来るけど、まさか
ソニーおじいさんの名前を付けてくれた女の子なんじゃ・・・。」
雑草がソニーおじいさんの顔を見ながら言いました。
「そうじゃよ。」ソニーおじいさんはにっこり笑うと答えました。
その次の日、草刈が始まりました。家を建てる準備なのです。
「うううう~・・・。」
雑草は、おばさんに抜かれるのをねばっていました。
でも、ついにおばさんは、シャベルを使って雑草を抜きました。
そして、そのままゴミ袋に入れられました。
ソニーおじいさんは見ていられなくて、目をつぶりました。
すると今度は、あの女の人が立てた板を土から抜き取りました。