ソニーおじいさん⑥

ソニーおじいさん⑥ 「ねぇ、あの人前からよく来るけど、まさか

 ソニーおじいさんの名前を付けてくれた女の子なんじゃ・・・。」
 
 雑草がソニーおじいさんの顔を見ながら言いました。

 「そうじゃよ。」ソニーおじいさんはにっこり笑うと答えました。
 
 その次の日、草刈が始まりました。家を建てる準備なのです。


 「うううう~・・・。」

 雑草は、おばさんに抜かれるのをねばっていました。

 でも、ついにおばさんは、シャベルを使って雑草を抜きました。

 そして、そのままゴミ袋に入れられました。

 ソニーおじいさんは見ていられなくて、目をつぶりました。

 すると今度は、あの女の人が立てた板を土から抜き取りました。


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主人公の里美(2006-05-23 17:53)

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