ソニーおじいさん②

 ある野原に木が一本ありました。名前は、ソニーおじいさん。

 ある日、ソニーおじいさんはつぶやきました。
 「わしも今に切られるのかのぉ・・・」

 それに反応した雑草。
 「何言ってるんですか。私の仲間なんて、きれいな花の近くに咲いただけで
  すぐ抜かれるんですよ。あなたは何年も生きてて、ずるいですよ。」

 「そうかぁ。」

 とそこへチョウがひらひらと飛んできました。

 「おはよう、ソニーさん。」

 チョウは、そう言うときれいな花の所へ飛んでいきました。

 「いいですね、ソニーさんは。いろんな虫にもあいさつされ、
  おまけに名前までついてる。・・・・そう言えば、ソニーさんの
  名前って誰がつけたんですか。」
 
 雑草が尋ねました。


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主人公の里美(2006-05-23 17:53)

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ソニーおじいさん②
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