小説「森のおじいさん⑤」

 「・・・。まるで今、私の話に答えてくれたみたい・・・。」

 次はやさしい風が吹いた。

 私は、やさしく笑った。

 「ありがとう。」

 木はなんと言ったのか分からない。 

 けど、“大丈夫!”って答えてくれたような感じがした。

 そして、私は走って、時にはスキップして家に帰って行った。

 (続く)


同じカテゴリー(物語)の記事
主人公の里美
主人公の里美(2006-05-23 17:53)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
小説「森のおじいさん⑤」
    コメント(0)