小説「森のおじいさん⑥」

 家に着くと、店は閉まっていた。

 今の時間は、4時30分だった。

 いつもは6時に閉まるのに・・・・。

 私は、おそるおそる中に入った。

 “どろぼう”がいたらどうしよう・・・・。

 “お母さんが倒れていたら”といろいろなことが
 頭を回っていた。

 ドアのすき間から光が通った。 (誰かいる・・・。)

 そう思いながらドアを開けた。

 (続く)


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主人公の里美(2006-05-23 17:53)

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